* 使えるRecog [#ldec2c51] ** Recogとは [#jc6214d7] -Juliusのプラグインとして動作させた時に,専用のコールバック関数から引き出せる巨大な構造体. -この中にJuliusが出力する主要なデータ(音声認識結果,入力音声,設定状況など)が格納されている. -Recogを使いこなせれば活用の幅がぐっと広がる. ** Recogの欠点 [#r7f4b594] -あまりに巨大な構造体ゆえ,どこに何のデータが入っているかがわかりづらい. -詳しいドキュメントも公式を除けばあまりない. --公式 (Ver.4.2): [[Julius: 構造体 Recog:http://quruli.ivory.ne.jp/document/julius_4.2/structRecog.html]] ** Recogの使い方 [#h6e9f265] -Juliusのコールバック関数内では引数から使える(あらかじめ関数を登録しておくこと) -コールバック内でRecogのポインタが一度わかってしまえば,Recog型のグローバルポインタ等を経由してあらゆるところからRecogを参照できる -プラグインの場合,int startup(void *data)を定義し,関数内で引数をRecog型にキャストすることでも使える -Recogのポインタが一度わかってしまえば,Recog型のグローバルポインタ等を経由してあらゆるところからRecogを参照できる ** 使えるRecogメモ [#p0a42a19] -recog 構造体(ルート) --SP16 *speech ---short型(16bit)の入力音声データ ---adin_postprocess() からも同様のデータを取得できる.この関数内では直接音声データを書き換えて音声認識を行うことが可能 ---サンプル数はint speechlen (recog->speechlen) でOK --adin 構造体(recog->adin) --