使えるRecog †
Recogとは †
- Juliusのプラグインとして動作させた時に,専用のコールバック関数から引き出せる巨大な構造体.
- この中にJuliusが出力する主要なデータ(音声認識結果,入力音声,設定状況など)が格納されている.
- Recogを使いこなせれば活用の幅がぐっと広がる.
Recogの欠点 †
- あまりに巨大な構造体ゆえ,どこに何のデータが入っているかがわかりづらい.
- 詳しいドキュメントも公式を除けばあまりない.
Recogの使い方 †
- Juliusのコールバック関数内では引数から使える(あらかじめ関数を登録しておくこと)
- コールバック内でRecogのポインタが一度わかってしまえば,Recog型のグローバルポインタ等を経由してあらゆるところからRecogを参照できる
使えるRecogメモ †
- recog 構造体(ルート)
- SP16 *speech
- short型(16bit)の入力音声データ
- adin_postprocess() からも同様のデータを取得できる.この関数内では直接音声データを書き換えて音声認識を行うことが可能
- サンプル数はint speechlen (recog->speechlen) でOK
- adin 構造体(recog->adin)