研究キーワード: テーマ紹介のポスター:pdf
■ 自然言語処理:
帰納的学習,機械翻訳,音声翻訳,対話処理,形態素解析,構文解析,数字漢字変換, 統語規則,対話制御,音声対話処理,動物との対話,ロボットの言語獲得
■ 音声言語情報処理:
マルチモーダル対話システム,車載情報システム,誤認識・誤理解回復, 理解したふり音声言語情報処理,対話分析,並列処理対話,ユーザ満足度,感情,ユーザモデル
■ 知識獲得及び処理:
常識的情報の抽出、感情的情報の抽出、自動カテゴリー化
■ 自然言語処理
◎ 赤ちゃんは人の話を聞いて言葉を覚え,成長します.このような仕組みを計算機上に実現することを目指しています.多くの実例の中に隠れている規則を自動的に獲得する仕組み(帰納的学習)を用いて実現しようとしています.
海外の友達とも自由に話したい
⇒翻訳例からの帰納的学習を用いた機械翻訳手法
コンピュータと言葉で意志の疎通をしたい
⇒対話例からの帰納的学習を用いた対話処理手法
携帯電話で簡単に日本語の文章を入力したい
⇒帰納的学習を用いた数字漢字変換手法
■ 音声言語情報処理
音声言語は人間の基本的なコミュニケーション手段であり、マシンインターフェイスとしてもっとも期待されています。 特に、別の認知的作業(車の運転など)を行いながら、マシン操作(カーナビゲーションなど)を行う必要がある場合のインターフェイスとして音声言語は最適であると考えられます。
本研究室では、音声認識誤りを含んだ発話に対しても頑健で利用者の満足度を高める音声インターフェイスの開発を目指しています。
音声認識器の出力する発話の信頼度や状況・文脈を利用した音声言語理解手法
ユーザ満足度を最適にする対話制御方法
ユーザの嗜好や使用状況により入出力デバイスが動的に変化するマルチモーダル対話システム
別の認知的作業と並列に行う対話(発話)における音響的・言語的特徴の分析
■ 知識獲得及び感情処理
◎ 自然言語処理において各応用システムがより自然な応答を行うためにはコンピュータがインターネットを用いて世界の有様、人間の行動などの情報を獲得し、対話エージェントのような形によって実現する必要がある.
コモンセンス(常識)データベースの自動作成+感情情報の抽出 =倫理学的に正しい行動をする機械?
人間の感情がわかる機械へ